最近のサッカーは、当たり前のように確実なプレーを求められる。
もちろん状況にもよる。
スペースが無く、 相手に囲まれてしまったような場面はともかくとして、 後ろではなく前へのチャレンジボールだとしても、「 無理ならやめる」 というフレーズが育成年代、特に小中学生のカテゴリーでよく聞く。
選手がチャレンジして縦パスを入れたり、 スルーパスを選択して失敗でもしようものなら先程の言葉が出てく る。
優先順位として縦パスを選択した訳なので、 そこでの失敗の原因を考えさせる。
確かに失敗から相手のカウンターに繋がり失点はあり得るが、 まずもって選手のチャレンジを悪としてはならないのではないかとたまに思う。
サッカーは不確実を伴うチャレンジが面白いのである。
小崎 峰利