2021年11月24日水曜日

脱皮

日本の文化には頑張る事の文化がある。

頑張る事は当たり前のことではあるが、過剰に頑張らせる事や、失敗に対する処罰など、叱咤激励の仕方には日本独特の方法があった。

私もかなり昔、緊張感を持たせるために、また、真剣に考えさせるために、厳しく接してきた記憶がある。
昔ながらのその方法は、日本では美学とされてきた歴史と文化がある。

今現在も時代の変化、文化の進化に追従できない指導者が散見される。
また、スポーツにおける安心安全にという最優先させなければならないことが疎かになっている節もある。

特に育成年代(部活動など)の指導は、選手の安心安全を最優先し、無理をしてでも全てを強行させることへの疑問。

時代は驚くほどの早さで進化している。
世界中では、間違った事にしっかりNGを出すことが当たり前の時代になってきている。

育成年代の全ての指導者(特に昔流の指導者)は、これらの事をしっかり認識し早く脱皮をした上で、新たな時代に沿った指導文化構築すべきである。
小崎 峰利

2021年11月5日金曜日

行き当たりばったり

よく言ったな。

そんな"行き当たりばったり"のパスは辞めて!
そんな"あの辺"のクロスは辞めて!

なかには地域挽回のパスやクリアは有りかもしれないが、"あの辺"に出す選手は多い。
中学生年代というか、カテゴリが下に行けば行くほど多い。
当たり前の事だが。

それを放置しておいてはいけない。
この事が後にポジショニングとかマークとかにつながっていく。

"意図的"なパス、"意図的"なポジショニング、"意図的"なコーチング。
小さい時からこの意識をしっかり植え付けなければ、スキルは上がってもサッカーは難しい。

頭を使ってサッカーはするものである。
小崎 峰利