2018年4月2日月曜日

予測と配慮

”予測と配慮”

座右の銘と言い始めて何年になるだろうか?

かなり昔、昔と言ってもサッカーを教え始めて間もない20年近く前、自分の感覚でパスを出す選手に「受け手のスピードや状況を予測したらもう少し足元寄りのパスの方がいいんじゃない?」「もう少し優しくグラウンダの方が良くない?」というコメントを沢山したことを思い出す。

そのあたりから、「そのパス思いやりないよね。」「そのパス味方にとって優しくないよね。」「もう少し味方は足が速い」「相手が寄せて来そうだ」「もう少し予測をして、そこに配慮というか思いやりがあるともっといいよな。」などなど・・・・・・。

それから、”予測をする”という頭の中の訓練が必要であると考え、「学校生活など日々の生活の中において色々な予測をして、その先にちょっとした配慮や思いやりのある言動を心がけなさい。」ということを常々言ってきた。

横断歩道で信号が変わりそうだけど渡り始めようとしているおばあちゃんにさりげなく「信号赤になりますよ。」と声をかけてあげたり、マンションに住んでいるのであれば、エレベーターに乗って上がるタイミングで後から来た人を見かけたら、自分の階で降りてから1階のボタンを押してエレベーターを下ろしてあげるとか・・・・・・。

これぐらいのことは当たり前のことではあるが、昨今の育成年代の選手は意外とと出来ない。

日々の生活の中において”予測と配慮”を行えばサッカーシーンに繋がると思い、私と関わるすべての選手には”予測と配慮”としつこく言っている。

私も日々色々な予測をしながら、少しでも配慮出来るよう心がけている。
小崎 峰利

2018年2月16日金曜日

20周年

20年という歴史を振り返ってみるとあっという間に過ぎたような気がする。

名古屋FC20周年/名古屋FC EAST10周年記念式典には400名を越えるお客様に来て頂き、多くの方々に支えられてここまで来たことを実感した。

創立当初から変わらずやってきたことがある。また、全てのスタッフにも話をしてきたことがある。

それは、この育成年代は全ての選手が、それぞれの性格があり、それぞれを取り巻く環境があり、それぞれの考え方など、それぞれの基準が違う。

それを同じ方向を向かせ、それぞれの努力の基準を上げさせ、それぞれの能力の高低差があるなかで、諦めず努力を続ける大切さ、それぞれへの伝達方法を探して接してきた。

全スタッフにも十人十色を認識して、十通りの伝達方法を探せと説いてきた。

その結果、卒業しても継続し、また、OBとしてチームと繋がり続け、個々の結果を出してきたと感じる。

改めて多くの方々のお顔を拝見して、実践してきたことが間違ってなかったと感じた。

時代背景が変わってきたことは紛れもない事実ではあるが、育成年代の選手の指導には名古屋フットボールクラブが行ってきた、言葉は悪いが面倒くさいことをコツコツと続けることが何よりも大事であると思った。

今後も若いスタッフにこのような大切さを伝授し、名古屋フットボールクラブに縁のある全選手が、上手さ以上の大切なものを掴むことができ、少しでも上手い選手より良い選手になれるように今後も頑張っていきたいと思う。

小崎 峰利

2018年1月17日水曜日

間接視野

とにかく周りを見られない選手が多いことに、改めて気づく今日この頃である。

最近の育成年代におけるトレーニングの主流は、狭いスペースでのポゼッション。
どうしても近くの選手を見ることが多くなる。そうすれば判断材料も少なくなる。

また、味方をはっきり見た上でパスを出す。はっきり見ることで頭の上下動が起こる。
この一瞬の動作でタイミングが遅くなったり、リズムを悪くさせる。

もう少し間接的に全体を見る。
味方のユニフォームの色が沢山視野に入ってくれば選択肢も増える

視野を広げるため、”間接的に見る”という意識を持たせた上でトレーニングを行うことを薦めたい。

随分前にも書いた記憶があるが、見ることに特化したトレーニングをすることも大事である。

小崎峰利