2018年10月19日金曜日

質の追求

ノープレッシャーのトレーニングにおいて、”質”にこだわってトレーニングしている選手がどれだけいるであろうか。

特にジュニアやジュニアユース年代において、単純なパス交換のトレーニングなどで”質”を追及できる選手は少ない。

指導者の声かけにおいてもパスの出しどころとか、ポジションの位置取りなどのコーチングがほとんど。

以前書いた意識、「無意識でいかに子供に意識をさせた上でトレーニングするか」から見れば、一番基本的なパスの”質”にもっとこだわった指導をするべき。

精度の良し悪しは見てわかる。”質”の良し悪しは選手(子供)は見てわからないしこだわらない。パスがつながったか、つながらなかったかの良し悪しのみである。

シュートにしても同じことが言える。
ゴールに入ったか入らなかったかが良し悪しの基準。

親御さんのリアクションを見ていると、ゴールに入れば『ナイシュー』、入らなければ『惜しい』。
この言葉に惑わされる。

指導者がここに気付けば、声かけの中身はもっと細かくなるはず。
指導者も”基本は何か”を探すべき。

ここをジュニア時代から徹底的に追及しなければ、世界には追い付かない。
小崎 峰利