2023年5月31日水曜日

建設的?

サッカーシーンにおいても、様々なシチュエーションで意見交換が行われる。
指導者から選手、選手から選手、先輩から後輩など。

意見交換と言われる状況で、本当に意見を出し合うことが行われることは意外と少ない。
日々の生活も含めて見ていると、意見を言う選手と言われる選手、当然のことのように意見を言う上司、先輩、聞くしかない?部下と後輩などなど。

何故偏るのか?
ここを改善していかないと組織、グループは熟成されていかない。
まずもって発信する中身が、組織やチームにとって建設的なものなのかどうかのジャッジ。

それを言うことによって、言われた相手が建設的な意見と捉え、素直に聞くことが出来るか?
たまには衝突もあるかもしれないが、衝突の後でしっかりとした議論に発展していけるのか?
批判ではなく意見、それも言う相手に対して建設的なものかどうか?

このことを勘案した上で、建設的な意見を言うことができるように仕向けていきたい。
小崎 峰利

2023年5月7日日曜日

時間

選手達には色々な訓話をする。
自分には出来そうにもないことも織り交ぜながら、ああでもない、こうでもないなどと話をする。

齢65まで、ただ生きてきたわけではない。
何でもない「時間」を過ごしてきたわけではない。
自分自身でも甘い経験、苦い経験、苦しい経験、はたまた自分のことでは無いが数多くの見聞がある。

だから色々な訓話ができるのだろう。
中にはさも自分の経験のように、ある経験談を話す。

その中で常に出てくるフレーズとして「時間」がある。
人に与えられた時間は公平だが、その時間の中身は人それぞれ。
濃いか薄いかの時間ではない。
考え吸収した上で、経験談として話ができるぐらいの時間を過ごす事が、後々の人生に生きてくる。

選手たちに強く言いたい。
リラックスする時間は必ず必要だが、考える時間を多くする事がより良い人生の礎となる事だということを。

時間を過ごすな、時間は使え!
時間は全ての人に平等にある。
中身の濃い時間を!
小崎 峰利