2019年7月5日金曜日

勉強

勉強とは無理にでも努力すること。強く努力することである。

サッカーシーンでトレーニング中、もしくは試合中に監督、コーチが色々とアドバイスする。
選手はうなずくかハイと返事をしてプレーに戻る。何処でも何時でも目にする光景である。

ただ、自分もこういうシーンを数えきれないほど経験してきて、あることに気が付いた。

うなずく事と返事をする事で、教える側も勉強する側も取り敢えず納得をしてしまい、その場が通り過ぎていく。後で「あの時」のことを選手に尋ねると大半の選手が覚えていない。

こういう勉強は勉強しているとは言えない。
そうすると、時間は無駄に流れる。

学校の勉強もサッカーの勉強も社会生活での勉強もすべて同じ。
無理をしてでも努力すること。
その真理を理解させることが、私達指導者の努めである。
小崎 峰利