Jリーグ発足から早25年を過ぎた。
"ゴールデンエイジ" " スキルが大事" "勝たなくてもいいから" "痛かったら休みなさい" " ポゼッションサッカー" "ドリブルサッカー" "規律" " オープンスキル" "クローズドスキル" "コミュニケーション" " デュエル"などなど、色々な言葉に刺激を受けながら指導をしてきた。
こうしたなか、 ただ言葉に惑わされてきた指導者も多いと感じる。
一つ一つの言葉には重要な意味があり、 そのすべてが育成年代には必要というか、理解させる必要があると思 っている。
すべてを理解させ、必要性と重要性を説き、 日々努力する事の、これまた重要性を言い続け、 実行させることの難しさ。
これが出来なければ、サッカーの基本は出来上がらない。
言葉は大事。
この世に出てきた言葉を、 指導者がしっかり理解し、また、分析をし、 それぞれの感性を持って子供たちに落としこんでいく。 この作業は並大抵ではない。
作業以前に指導者の感性も大事。
この感性と作業の差が、 チームの勝敗ではない差に表れていくと思われる。
今日からも頑張ろう。
小崎 峰利