2025年1月21日火曜日

練習参加

近年、大学の練習参加に来る高校生が増えてきた。有名高校の選手、また無名高校の選手、大学サッカーというより、当たり前に上を目指したいという選手が多い。

練習参加を終えて感想を聞くと、強度も高く、スピードも早いのでキツかった、また技術が高いと感じました、などとそれなりに的を得ている。

そのような選手達に対して必ず言うことがある。

ここの大学(チーム)もまだまだだよ。
違いを感じられた事が1番で、その違いをどのように埋めていったらいいのか、自分で考え、スタッフに問い掛け、努力をしてこの大学(チーム)にきて!
もっと伸びるようにしてあげるから。
もっと大人にしてあげるから。
ただ、アドバイスはするけど、実践して身につけるのは貴方だよ。

先輩達も同じように言って入ってきているが、練習参加の時に感じた事を本当に受け止める事が出来ず、ダラダラとした学生生活とサッカー生活をする選手が多い年代はチームもレベルアップできない。

その感覚の選手が少なくなってきたゆえに、ようやく上を目指せるようになってきた。

これからも、フレッシュな選手が、フレッシュなまま、上を目指せる空気感を保てる努力をしたいと考える老指導者でした。
小崎 峰利