育成年代に必要な事は、
しかしながら、昔は「これをやりなさい」 が多かったのも事実である。
私もそのような言動が多かったような気もする。
ただ、思い返してみると、やらせてきた後には必ず「何故これをやる事が必要か」また「これをやる事によって何が有益か」ということを切々と論じてき た事も事実である。
育成年代の選手達に限らず、子供は無垢である。
その無垢な子供へのアプローチとしては、まず持って体感させる。
その後に「何故?」なのかを説く。
この繰り返しによって、選手達は自らやるようになるのである。
やらせっぱなしの指導者からは、”上手い選手”は育っても” 良い選手”は育たないであろう。
小崎 峰利