妥協という言葉は使いたくないが、
しかしながら、厳しい事を言ったり、ある意味やらせる事は最低限必要である。
全ての事柄、例えば社会生活において挨拶の必要性を説き実行させる。
厳しく言ったり、やらせなければ、それぞれの実行の基準が違う為、成長の度合いに差が出てくる。
極端に言えば、やらないものはやらない。やりたくないのだ。
やりたいものだけチョイスして、やれるものだけに厳しさを求めてやり続ける事が育成にはよくないと考える。
よって言葉は悪いが、俗に言うノンビリな性格や競争が苦手な選手には、ある程度の妥協をしながら、また、我慢をしながら辛抱強く厳しさを説いていかなければならないと思う。
これからの指導者や教育者は本当に大変な時代を迎えることになりそうである。
小崎 峰利