指導方法として、「肯定をしながら否定(
指導者は、個人に対してのアプローチとチームに対してのアプローチ を考えなければならない。
その中で、スキルに対してのアプローチ、 メンタルに対してのアプローチなどなど様々なシチュエーションが ある。
今まで色々な場面で色々な指導者を、 また、色々なカテゴリーで色々なトレーニングトークやベンチト ークを見聞きしてきたが、私は表情、声のトーンを含めて「 明るく厳しく」という空気感を作る事に心血を注いできた。
とにかくトレーニングの雰囲気は大事。
明るいだけでの空気感では緩い。
指導者は、トレーニングから試合までの空気感をしっかりコントロールで きるのが一番。
私は、”今は濃く” ”ここからは少し淡く” ”ここは濃いを通り越してピリピリした”などの空気を意図的に作れるように なってきたと考えている。
しかし、そろそろ指導者人生終盤に差し掛かる。
このような感覚を早く持てる若手の指導者がどんどん現れて欲しい 。
現代の子供達は、我々年寄りが生きてきた時代と違って耐力が簡単に身につく時 代背景ではない。
これを理解しなければ現代の指導は難しいと言われる所以である。
小崎 峰利