2023年7月11日火曜日

楽しさとは?

どんな競技でもトップトップの選手達が言う。
「楽しくやって欲しい」とか 「楽しさ」を強調する。

間違いはない事なのではあるが、個人それぞれの「楽しさ」「楽しみ方」があるので「楽しい」という言葉が前面に出て、一人歩きだけはして欲しくない。

体操の内村航平さんが、引退会見の時に話していたことの中に、「世界一のトレーニングが出来なくなったから引退かな」と言っていた。
その前段には、世界一の練習をしていた時は「楽しさ」を感じていたようなお話であった。 

まさに「苦あれば楽あり」「苦しさの後に楽しさ」などアスリートに関しても、人生に関しても同じで、トレーニングの量や質にこだわり、それの苦しさを楽しさと感じられる事が理想である。 

しかし、殆どの人が目の前に訪れる苦労と苦しさを感じ過ぎて、その後に訪れる楽しさと嬉しさを想像出来ないので、苦しい苦しい、イヤだと思い継続できない人が多々いる。 

まずは「楽しさ」を追求していくことから始めてみると良いかも。
小崎 峰利