毎年3月に開催される名古屋フットボールクラブの卒業式となる送る会 において、寄せ書きの監督の言葉として、ここ10年間くらいは「とにかく真面目にやってくれ!」と書いてきた。
その中学生が高校、大学へと進み、サッカーにおいても、 学校生活においても、 社会生活においても、真面目にやることがいかに難しく、 しかしながら、いかに大切か、 大学生の指導も行うようになって本当に分かってきた。
皆真面目にやって来たんだと思う。
しかしながら、その基準に高低差があることが分かった。
大学生になっても熱心に説いてやれば、 急激に大人になりサッカーもうまくなっていく。
ただ、技術は簡単には上手くならないのが少し残念ではあるが…。
上手くない選手を上手くするために、 弱いチームを強くするためにやらなければならないことは、 まず真面目にやることである。
小崎 峰利