2019年12月11日水曜日

生活習慣病

世の中には生活習慣病というやっかいな病気がある。
私もご多分に漏れず、生活習慣病なるものの兆候がある。

育成年代のサッカーにおける様々な動きにも生活習慣病に似た事が数多くある。

トレーニングの中で「プレス」「寄せろ」、ボールを奪われれば「切り替えろ!」などの言葉が行き交う。

ただ、その言葉と裏腹に寄せろと言われても現実的には寄せていない。
切り替えろと言われても切り替えているとは思えないのんびりさ。

指導者が指摘しても本人は一生懸命寄せてもいるし、切り替えてもいると考えている。
まさに生活習慣病である。

無意識にやってしまうから、また何気ない生活のようなトレーニングではスキルの質も上がらないし、サッカーにおける”闘う”という原点からは程遠くなってしまう。

特に育成年代におけるトレーニングでは、このような生活習慣病から脱却しなくてはいけない。
小崎 峰利