2020年8月17日月曜日

意識の先にある事

コロナの感染者が急激に増えている。

練習前後、いつも選手達には自分がコロナに感染しているつもりでオフザピッチの行動をする事。またコロナにかからないように気をつけてなど相当口うるさく言っている。
その事により、選手それぞれがコロナ対策を意識する事は間違いない。

サッカーにおいても、選手自身の意識レベルの違いがある。

中学生であれば、夢に近い状況でプロになりたいという意識。
大学生にもなれば、卒業後はプロになるんだという意識。

我々指導者から見て、「あの選手は意識高いよね」「彼は言う割にはちょっといい加減だね」とか意識レベルの話をよくする。

意識をさせるのにも一苦労するのであるが、意識の先にある行動。
これこそが大事であると考える。

コロナもそう。
コロナ対策をしなくてはいけないという意識はあるが、必ずマスクをすかというとそうでは無い場合もある。
手洗いうがい消毒も必ずやれるかというとそうでもない。
徹底が出来ない。

サッカー面でもそう。
「プロなりたい」「プロになるんだ」という意識を持っていても、その先にある行動レベルの高低差が著しい選手が多い。

我々指導者は、まず意識レベルを上げる事に心血を注ぎ、その意識の先にあるものを選手達が一生懸命模索し、レベルの高い行動を実行することが大切である。

このコロナの状況で何とか意識レベルのの向上を学び、今後のサッカー人生に活かしてもらいたいものである。
小崎 峰利