選手達には色々な訓話をする。
自分には出来そうにもないことも織り交ぜながら、ああでもない、 こうでもないなどと話をする。
自分には出来そうにもないことも織り交ぜながら、ああでもない、
齢65まで、ただ生きてきたわけではない。
何でもない「時間」 を過ごしてきたわけではない。
自分自身でも甘い経験、苦い経験、苦しい経験、 はたまた自分のことでは無いが数多くの見聞がある。
自分自身でも甘い経験、苦い経験、苦しい経験、
だから色々な訓話ができるのだろう。
中にはさも自分の経験のように、ある経験談を話す。
その中で常に出てくるフレーズとして「時間」がある。
人に与えられた時間は公平だが、その時間の中身は人それぞれ。
濃いか薄いかの時間ではない。
考え吸収した上で、 経験談として話ができるぐらいの時間を過ごす事が、 後々の人生に生きてくる。
選手たちに強く言いたい。
リラックスする時間は必ず必要だが、 考える時間を多くする事がより良い人生の礎となる事だということ を。
時間を過ごすな、時間は使え!
時間は全ての人に平等にある。
中身の濃い時間を!
小崎 峰利