この夏色々な高校に出向き練習風景を眺めさせてもらっている。
6月末は東北地方、7月初めは九州地方、中旬は北信越、 そして時々愛知県内。
練習を眺めていると緩やかな空気、引き締まった空気、 はたまた和やかな空気、ああ、この空気感は強くなるな、 この空気感ではちょっとな?と手に取るようにわかる。
自分もこの空気感には相当こだわってきた。
引き締まった空気を作ることが、どれほど選手のアタマの中とココロの中 のトレーニングとなるか、常に演出をしてきた。
色々な高校を見ると、 監督が引き締まった空気を作らなくとも自然にできている高校もあ る。
あえてその空気感を演出しようとしている監督もいる。 その緊張感に持続性がなく、 常に演出をしている監督もいる。
最近よく言っている頭と心の訓練、 スキルと頭と心のバランスを取るための空気感。
とにかく大事。
今年も高校サッカーの練習風景を沢山見て、 今後の演出に役立てたいと考えている。
小崎 峰利