2017年11月1日水曜日

創造性と闘争心

現代の育成年代において、クリエイティブなサッカーという言葉がよく使われる。

少し前にはパスサッカー、いわゆるポゼッションサッカーが一世を風靡し、最近は縦に早くなどサッカーの戦い方が変化をしてくる。

ただ、昔から不変なことは”闘う気持ち”、いわゆる闘争心。
ここについてはやはり難しさを伴う。

同じ方法で、すべての選手に闘争心が身に付くはずもない。
ここにはノウハウがある。
先ずもって、選手の性格、選手を取り巻く色々な環境などを分析して、少しずつ選手に落とし込まなくてはいけない。

創造性も大事だが闘争心も大事。

クールとホットという相反したメンタルの中で発揮しなくてはいけないスキル。
それらをすべて習得した上で、チームの戦術を理解して遂行していかなくてはいけない。
サッカーは本当に奥深く難しいスポーツである。

我々育成年代を預かる指導者は、将来のサッカー人生が豊かになるための術を少しでも多く持たせ、選手を次のカテゴリーへ旅立たせなくてはならないと考えている。
小崎 峰利