我々指導者は、できないことをできるようにしてあげるのが最初の仕
選手間のコーチングもそう。
できないことをできないと指摘することではなく、 できないことをできるようにしてあげるのがコーチング。
最近外から現場を眺めていると、 できないことに苛立ち、指導が指導ではなくなったり、 コーチングがコーチングではなくなったりする場面を目にする。
このような状況においては、指導しているとは言い難い。
育成年代であれば、なおさらである。
カテゴリーの年代が下がれば下がるほどに、より丁寧な指導、 レベルに応じたコーチングが必要である。
全てのカテゴリーを見てきた経験からすると、 同じことを指導するにも何百、何千の言葉の引き出しが必要かもしれない。
指導の奥深さを更に考えることにする。
小崎 峰利